まぐろを
釣る
シゴト
甲板員・機関長候補
水産事業部
まぐろ漁船に乗り、延縄漁法でまぐろを釣りあげ、全国の港に水揚げをします。
まぐろ漁は日本の沿岸から離れた太平洋沖が漁場になります。
須崎の母港から出航し、1 年の間に漁場と港を往復しながら、まぐろ漁を行います。
シゴト紹介
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まぐろ漁
延縄漁法は、釣り針のついた縄を海に投げ込み、約3時間後に巻き上げます。まぐろが釣れた時は、機械だけは船上に上がらないため、複数の船員でまぐろを持ち上げ、冷蔵庫に運びます。また、途中で止めることができない巻き上げは、船員同士が協力して長時間の作業を行います。
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水揚げ
市場の取引に間に合うように朝の3時、4時頃から作業がはじまります。港に横付けした船体の冷蔵庫に乗り込み、まぐろをクレーンで運ぶため尻尾にロープをかけます。19t満載の場合は、約3時間かけて市場にまぐろが並びます。
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ドック作業
須崎に帰港している時は、次回の漁に向けての準備が主な仕事になります。漁に出る時に必要な道具の点検や積み込みを行います。船頭や機関長、外国人船員と協力し出航までに万全な準備を整えます。
まぐろを釣る人
インタビュー川井 太志
Futoshi Kawai
役職/甲板員
出身地/高知県
入社/平成28年2月
とてもみんなやさしくて、船員一人一人のことを大切にしてもらい居心地の良い会社です。
休日の過ごし方DVD鑑賞、船員仲間との会話
入社のきっかけは?
小さい頃から漁師に興味があり、縁あって土佐洋の船に乗せてもらう機会がありました。実際に漁師の話を聞くことができ、社員同士の仲が良かったので土佐洋で働くことに魅力を感じました。
仕事内容を教えてください。
延縄でまぐろを釣りあげています。船の仲間と共同作業で延縄の投げ込み作業やまぐろの引き上げを行っています。
シゴトのやりがいは?
過酷な作業な中で、一番のやりがいは、まぐろがたくさん釣れた時。達成感がすごくあります。今まで、経験したことのないやりがいのある仕事だと思いました。
シゴトで大切にしていることは?
延縄作業は、長時間かかる大変な仕事です。睡眠や食事の時間をきちんと確保して仕事に備えて体力を万全にすることです。
今後の目標を教えてください。
甲板員から機関長になることが、一番近い目標です。大きな夢としては、1隻の船を安心して任せられる船頭になる事です。
まぐろ船を
管理する
シゴト
船舶管理員
水産事業部 船舶管理課まぐろ漁船を陸からサポートする仕事です。漁に向けて出航するための準備や水揚げ時の問屋への連絡、部品の調達などを請け負います。修理が必要な時は、まぐろ漁船の船頭や機関長の要望をヒアリングし、修理を行う造船所との調整を行います。
シゴト紹介
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水揚げ記録
水揚げの翌日から30日の間に水産庁に水揚げ記録を提出します。国ごとに漁獲制限があるため、海の資源管理に欠かせない業務です。
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船の修理・準備
1年の漁を終えたまぐろ漁船は、須崎のドッグに帰港します。船頭や機関長から「新しい機械を導入したい」「調子の悪い部分を直したい」など要望をヒアリングします。内容を造船所に伝え次回の港までに漁船を万全の状態に仕上げます。
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船員の募集
海で働く人の求人イベントへの参加や求人サイトへの登録などを行い、土佐洋のまぐろ漁船で働く魅力を伝えています。まぐろ漁船を運航するために船員の確保が欠かせません。次代の船頭や機関長など幹部育成も大切な仕事です。
まぐろ船を管理する人
インタビュー切明 功治
Ko-ji Kiriake
役職/船舶管理員
出身地/岡山県津山市
入社/平成20年9月
一般的な中小企業と比べると自由な会社だと思います。一次産業のイメージが変わりました。
休日の過ごし方釣り、ゴルフ、サーフィン、掃除、お酒が好きです。一日を元気に過ごせれば、何をしてもリフレッシュされます!
入社のきっかけは?
妻の実家の須崎市に引っ越して来て、ハローワークで土佐洋を紹介してもらいました。
仕事内容を教えてください。
自社船の船舶管理です。水揚げ時の書類作成や補助金の申請の事務処理から、部品や整備の手配を行います。また、まぐろ漁を行う船員の手配もしています。
シゴトのやりがいは?
今回の航海より快適に操業してもらえるように手配・準備をし、次の航海時に大漁・高額水揚げをしてもらえると、次も頑張ってサポートしようと思います。
シゴトで大切にしていることは?
船に関わることを最優先で進めるようにしています。365日24時間サポートを出来る体制を心がけています。
今後の目標を教えてください。
運航中の21隻体制を維持できるよう、船頭や機関長など幹部船員の育成に力を入れたいです。
まぐろ料理を
提供
するシゴト
飲食店スタッフ
外食事業部自社船が釣ったまぐろを調理してお客様に提供する仕事です。お店毎に料理を工夫して来店するお客様にまぐろや須崎の鮮魚の美味しさを届けています。 回転寿司いちばん船は、家族連れや地元須崎の方に、花まぐろは高知の人に加えて県外からの観光客にも喜んでもらえるお店づくりをしています。
シゴト紹介
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仕込み
須崎の鮮魚は、水揚げされた日によって種類が違います。そのため、仕入れた魚で本日のメニューを考え、仕込み内容に合わせて魚を捌きます。まぐろは、丸ごと港から運ばれることが多く、お店で部位ごとに切り分けます。
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開店準備
お客様が気持ちよく食事をしていただくための清掃など開店準備をします。テーブルやカウンターから床、隅々まで目を行き届かせ、快適な空間をつくります。
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接客
お席へのご案内、注文の聞き取り、お会計をします。お客様が来店され、お食事が終わるまでの間、お店で気持ちよく過ごしてもらうために、配膳や声掛けなどを行います。
まぐろ料理を提供する人
インタビュー西川 和也
Kazuya Nishigawa
役職/回転寿司いちばん船店長
出身地/高知県佐川町
入社/平成16年8月
みんなが楽しく、チームで助け合いながら仕事ができる職場です。
休日の過ごし方子供と遊んだり、読書をしてリフレッシュしています。
入社のきっかけは?
飲食業界に興味があり、土佐洋のグループ会社「馬詰造船所」に勤める両親から自社船を持ついちばん船のことを聞いておもしろそうだと思ったからです。
仕事内容を教えてください。
ホールや調理スタッフのチームワークを大切にして、お寿司を楽しく食べてもらえるお店づくりに努めています。カウンターの中では、仕入れた魚を捌いて仕込みを行い、お客様から注文を伺いお寿司を握っています。
シゴトのやりがいは?
いままでできなかった事ができるようになった時、自分が握った寿司で喜んでくれた時は嬉しいです。以前来店された県外のお客様が、また自分に会いにきてくれて、お寿司を食べていただいた事が、印象に残っています。
シゴトで大切にしていることは?
お客様をきちんとおもてなしするためには、スタッフ全員でのサービスが大事です。スムーズな意思疎通ができるように、コミュニケーションを大切にしています。
今後の目標を教えてください。
いちばん船の魅力をもっと伝えていきたいです。そのためにも、お店全体のサービスや調理などを今後さらにレベルアップしていきます。